目次(タップして自動スクロール)
- 尿・便の着色、ゴーストピル
- 薬剤性肝障害
- 薬と献血
- 単シロップと糖質コントロール
- 貼付剤は切断してはいけない
- 肺癌治療に使うアリムタの副作用防止にビタミン剤を使用
- 外用薬と化粧のタイミング
- プロテカジンが化学療法に伴う末梢神経障害や舌痛症に用いられることがある
- メルカゾールをうまく半割する方法
- コンサータの溶出挙動を可視化❗️
- 食道ESD後のプレドニンの内服理由
- 鉄剤に施された副作用軽減の工夫
- 血液培養をセットでとるときの注意点
- 目薬の保管方法まとめ
- 保管方法による物性の変化
- COPDに抗菌薬の予防投与で入院死亡率の低下がある
- カルバペネム系抗菌薬の点滴静注
- 薬剤師のゲーム
- 更年期障害の鬱症状にSSRIやSNRIを用いることがある
- 腎臓肝臓機能低下による中枢性の掻痒感へのアプローチ
- L-アスパラギン酸カリウムではKの補正が困難
尿・便の着色、ゴーストピル
薬のせいで尿や便に着色することも💦
どんな薬でどんな色になるかまとめてあります🤗
ただ単に紙面を見ていても覚えられないって時は👇のようなユニークな動画が参考になります。
YouTubeの大元の動画はこちら👇から
私は家族でこの動画を見たのですが、全員で大爆笑していました😊
是非みなさんも見てみてください🍀
薬剤性肝障害
頻度はそれほど高いわけではないですが、薬剤性肝障害を経験することもあると思われます。ただし、どうやって評価して良いかを知っているか知っていないかは大きな違いだと思います。
なんとか参考になるものはないか❓🤔
検索✅
あった😊⬇️
薬剤性肝障害は
- 肝細胞障害型
- 胆汁鬱滞型
- 混合型
に分かれます。
ALTとALP の値を参考にされていますが、表にして仕舞えばわかりやすいです。

上図ではツイートにある正常上限値を
ALT:20 ALP:220 としています。
薬と献血
恥ずかしながら、なんとなく「薬を飲んでいるから献血はできない」という程度の概念しか持っておりませんでした😅
どんな薬であれば献血はできないのか明確にしいている以下のツイートが非常に有益だと思いました。
情報の大元は日本赤十字社のホームページですね。
他にも献血できない条件もあるようです。以下にまとめました。
- 当日の体調不良、服薬中、発熱等の方
- 出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けた方
- 一定期間内に予防接種を受けた方
- 6カ月以内にピアスの穴をあけた方
- 6カ月以内にいれずみを入れた方
- 外傷のある方
- 動物または人に咬まれた方
- 特定の病気にかかったことのある方
- 海外旅行者および海外で生活したことがある方
- 輸血歴・臓器移植歴のある方
- エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方
- クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の方、またはそれと疑われる方
- 妊娠中、授乳中等の方
詳しくはこちらから
単シロップと糖質コントロール
単シロップは糖分の塊のようなものなので、当然血糖値にも影響が出るはずです。
いくら飲めばどれだけ糖分(エネルギー)を摂取したのかが示されています。
単シロップを1日に何十何百mLと服用する状況は考えにくいですが、厳格な血糖コントロールが必要な場合は注意が必要になりますね☺️
貼付剤は切断してはいけない
湿布は切って使うという感覚もありますが、貼付剤には切断してはいけないものも多いです。
理屈はHi-ro-さんが説明してくれています。
切断可能かどうかをKOUTYさんがまとめてくれています。
切断可能かどうか、瞬時の判断も求められるかもしれません
そんな時はこちらを思い出してみてください🤗
肺癌治療に使うアリムタの副作用防止にビタミン剤を使用
抗癌剤を使うと、癌細胞とともに正常細胞も死滅します。
死滅して欲しくない細胞をなんとか賦活させるためにビタミン剤を用いるということですね。
ツイートにもありますが、ビタミンを単純に補っているという解釈はしないようにしたいものです。
外用薬と化粧のタイミング
皮膚外用剤を使う場合、化粧との併用はどうなのか?
どういう順に塗っていけば良いか?
私自身も知りたい内容でした☺️
要点は、「水→油」の順に塗っていくといった感じでしょうか😊
プロテカジンが化学療法に伴う末梢神経障害や舌痛症に用いられることがある
経験されることは稀ですが、いざって時に必要な知識だと思われます。
エビデンスレベルとしてはまだまだ不十分かもしれませんが、プロテカジン(ラフチジン)により障害が改善した例が報告されています。
メルカゾールをうまく半割する方法
この方法があると知った私には衝撃が走りました。
メルカゾールといえば、ガッチリ糖衣されていて割りにくいことで有名です。
私自身も何度か割った経験はありますが、すぐに崩れてバラバラになてしましました。
半錠バサミをうまく利用するという方法ですね。
半錠バサミに挟んでスライドさせると余計な圧力をかけずに、一点に集中するという感じでうまく割ることができるのだと思われます。
コンサータの溶出挙動を可視化❗️
特殊な製剤加工が施されたコンサータですが、実際にどういう放出をしているかを目で見て確認することができました。
規制の厳しい薬品ですので滅多に見ることのできない貴重なものでした😊
食道ESD後のプレドニンの内服理由
ステロイドは使用用途が多岐に渡るため、処方をみただけではなんのために使われているのかわからないことが多いです。
今回は消化器系の疾患で、食道ESDの後のステロイドについての解説です。
食道狭窄を予防するために処方されることがあります。