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- 即効性がないが、持続的にアレルギー症状を抑える
- 頓用で使用しても効果が期待できない
- 1日1回点鼻する
詳しくはまとめの記事に載せていますので、そちらをご覧ください。


点鼻のポイント
- 初回のみ空打ちを10回行ってから点鼻する
- よく振ってから点鼻する
- 噴射口は真上を向ける (少し顔をのり出す感じで点鼻)
- 鼻をかんで鼻の通りをよくしてから点鼻する
- 息を鼻から吸い込みながら点鼻する
空打ちを行う理由は、きちんと出ることを確認するためです。アラミストと異なり10回空打ちを行います。
メーカーが出している説明書はこちら
基本的な使い方はメーカーの発行している指導箋に基づいて行います。この点は薬をもらう時に薬局で説明されるはずですので今回はリンクを上記に貼るだけにしています。
- 1日1回 点鼻する薬です。
- 特有の匂いがあります。
- 中身は液体であり、噴霧によってミストが出てきます。
- 点鼻した時に鼻の中にミストが出てきた実感があります。
- 局所作用が強く全身作用はほとんどありません。全身作用を表す吸収率はわずか0.2%以下で長期投与に向いている薬です。
- 授乳していても問題なく使えますし、妊婦さんにも治療上の有益性が高くなれば使うことができます。
56噴霧用 1本で28日分
112噴霧用 1本で56日分

お子さんでも安全に使用できます。
56噴霧用1本で14日分
112噴霧用1本で28日分

図では点鼻の回数が分かりやすいように点鼻の噴射角度をあえて斜めにしていますが、実際は噴射口を真上に向けて点鼻してください
点鼻は左右交互に行うほうが良いです。ミストが集まって液体になると液だれを起こして出てきやすくなるからです。
- 医薬品添付文書 「ナゾネックス」
- 児島 悠史 著『薬局ですぐに役立つ 薬の比較と使い分け100』