
はい✋作ります
ということで今回は似たような薬だったり、換算表だったりと細かな違いに視点を当てたまとめ・データベースを作ってみました。
同じ系統に分類される薬でも細かな違いがあります。
自分の中で紛らわしかったり、覚えておきたかったもの、これは有益だ❗️と思ったものをまとめてみました。
👇のような書籍も参考になりますので気になる方はチェックしてみてください🤗
では✋本題に入っていきましょう😊
1ページ目は各薬剤の比較を中心に
2ページ目は業務で役立つ一覧表を中心に
掲載しています😊
1ページ目の最後に今回の比較を全てまとめたPDFを用意しました。
なお今回は経口薬を中心にまとめています。
また、情報が更新されることがありますので、最終判断は添付文書などをご確認ください。
勉強関連でこういった記事👇も書いていますのでよろしければ参考にしてください。


目次(タップして自動スクロール)
<Gタンパク質共役型受容体のおさらい>
薬理学を学ぶ上では受容体は避けて通れません。
特にGタンパク質共役型受容体は数が多く煩雑です。
受容体なんて❗️という声もあるかと思いますが、私はよく忘れます😅💦
何がどんな内容だったか復習がてらまとめて載せています。

循環器に作用する薬
<ARB(アンジオテンシン受容体拮抗薬)>

適応がロサルタンとブロプレスは他のものと比べて特徴的です。
ブロプレスとディオバンは小児適応があります。
ブロプレスの添付文書から
高血圧症
通常、1歳以上6歳未満の小児には1日1回カンデサルタン シレキセチルとして0.05〜0.3mg/kgを経口投与する。
通常、6歳以上の小児には1日1回カンデサルタン シレキセチルとして2〜8mgを経口投与し、必要に応じ12mgまで増量する。ただし、腎障害を伴う場合には、低用量から投与を開始し、必要に応じて8mgまで増量する。
ブロプレス 医薬品添付文書
ディオバンの添付文書から
通常、6歳以上の小児には、バルサルタンとして、
体重35kg未満の場合、20mgを
体重35kg以上の場合、40mgを
1日1回経口投与する。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
ただし、1日最高用量は、体重35kg未満の場合、40mgとする。
国内においては小児に対して、1日80mgを超える使用経験がない。
ディオバン 医薬品添付文書
他にも違いはないものかと、半減期のグラフを作成してみました。

薬剤によって半減期に差がありそうです。
また、排泄率についてもグラフ化してみました。ニューロタンは腎排泄の寄与が大きいです😊

ARBについてはTwitterでも以下のように紹介しました。
<CCB(カルシウム拮抗薬)>

2020年10月31日 修正
アダラートCR錠の用法用量にて、誤植がありました。
誤)max 40 mg/day 分2
正)max 80 mg/day 分2
でした。訂正してお詫び申し上げます。

2021年4月6日 訂正
コニールの用法用量・適応症にて、誤植がありました。
誤)
用法用量:30~60 mg/day 分2
適応症:①本態性高血圧症、②狭心症、③頻脈性不整脈
正)
① 2~4 mg/day 分1 朝食後
max 8 mg/day 分1
② 8 mg/day 分2 朝夕食後
適応症
① 高血圧症・腎実性高血圧症
②狭心症
でした。訂正してお詫び申し上げます。

カルシウム拮抗薬の作用機序・チャネルの種類も載せておきます。

<CCB(カルシウム拮抗薬)とグレープフルーツの影響>
有名なカルシウム拮抗薬とグレープフルーツジュースの相互作用について
比較表を作りました。

アムロジピンは併用注意の記載はありますが、相互作用としては弱そうです。
ジルチアゼムは添付文書上にも記載はなく、影響は考えにくいでしょう。
Twitterでも👇のように紹介したことがありました。
グレープフルーツは相互作用を及ぼしますが、他の柑橘類はどうか?ということが懸念されます。
以下👇に素晴らしい資料がありましたのでツイートを紹介します🤗
私もグレープフルーツや柑橘に関する記事を書いていたので、よろしければこちら👇もチェックしてみてください🥺


<β blocker(β受容体遮断薬)>
ドラマ『アンサングシンデレラ』でも取り上げられて少し注目を集めた薬ですね😊
早速みてみましょう。



ポイントはこちら👇のツイートでもまとめました。
水溶性が増すに連れて腎排泄の寄与が大きくなります。
脂溶性が高い薬剤は一般に排泄するために代謝を受けて水溶性が高まります。逆に言えば脂溶性薬剤はほとんど代謝を受けると考えられます。
またβ blockerは振戦の治療に用いられることがあります。
骨格筋筋紡錘に発現しているβ2受容体を介して振戦が起こること考えられています。
したがってβ2を遮断する作用のある薬剤で、内因性交感神経刺激作用(ISA)がない薬剤が適します。
以下👇にまとめてあります。

血液に作用する薬
<抗血小板薬>
抗血小板薬も種類が増えてきました。それぞれに特徴があります。

最も新しい薬剤であるブリリンタについては下記👇のツイートでポイントを述べました。
せっかくなので作用機序も一緒に載せておきます。

なお、術前休薬期間の目安でまとめられているものがあったのでこちらもリンクを貼って載せておきます。

<抗凝固薬>

イグザレルトとエリキュースは適応によりやや特殊な使い方をするので注意が必要です。
DOACの半減期もグラフ化してみました。

また各薬剤の作用機序も載せてみました。

意外にPT-INRの算出方法がポイントだったりします。
以下は完全に復習のレベルですが、抗血小板薬と抗凝固薬の使い分けもまとめてみました。

代謝に影響を及ぼす薬
<スタチン系抗コレステロール薬>
スタチン系の高コレステロール薬を見ていきましょう。

大きく分けると
- 通常のスタチン(メバロチン、リポバス、ローコール)
- ストロングスタチン(リピトール、リバロ、クレストール)
に分けられますね。
コレステロールは夜間に合成が盛んになるので通常のスタチンは夕食後に服用することが望ましいです。
一方ストロングスタチンはその作用が強力であることと半減期が長いため1日1回ならいつでもよく時間に指定がありません。
リバロは少し特殊な側面を持っています。
こちら👇で紹介しています🤗
半減期もストロングスタチンは長い傾向にあります。上記でも紹介していますが、リバロは少し特殊です。下記のグラフではリバロのβ相の時間を表しています。

<インスリン製剤など>
糖尿病リソースガイド からの一覧表が最も詳しそうです。配合剤も記載されていて網羅的です。

こちらからPDFをダウンロードできます😊
<SU薬・インスリン分泌促進薬>

SU剤の作用機序
- SU受容体のSUR1サブユニットに結合
- ATP依存性Kチャネル閉口に伴う脱分極
- Caチャネルが開口
- β細胞内にCaイオンが流入
- インスリンの分泌を促進
<DPP-4阻害薬>
よく出るDPP-4阻害薬も比較しておきましょう。

肝代謝型と腎排泄型にきれいに分かれますね☺️
この違いが臨床で大きく意味を持つような印象を持っています。
週1製剤は順次アップしますね😊
<SGLT-2阻害薬>
処方量が多くなってきている印象があります。

適応にポイントがあります。2020年8月1日時点では、1型糖尿病に保険適応があるのはスーグラとフォシーガのみです。
半減期に差があるかと思いグラフ化してみましたが、思ったほど大きな差は見られませんでした😅

作用機序も大切ですので図式化したものをみるのは勉強になります。
糸球体で一度濾過されて尿細管腔側から糖の再吸収を抑制します。

<高尿酸血症治療薬>
なかなか新薬が出ない分野ですが、ユリスが新たに発売になり、ラインナップが増えました。

尿酸合成阻害薬でも構造によって阻害形式に差が出ます。
作用機序と阻害形式を図式化してみました。

尿酸排泄促進薬も機序は薬剤により異なります。
面白いことにプロベネシドは濾過された尿酸が再吸収されるのを阻害しますが、血管から尿管への尿酸分泌も阻害してしまいます。

そして、高尿酸血症に関する基礎知識ですが、病型が別れます。

精神系にはたらく薬
<抗精神病治療薬>
続々と新規薬が登場しています☺️
レキサルティとラツーダ、ビプレッソ、シクレストを入れてリニューアルしました🤗



統合失調症では陽性症状と陰性症状が問題になることがあります。
また副作用に錐体外路症状や乳汁分泌などが挙げられます。
そのメカニズムも簡単にまとめてみました。

ドパミン・ノルアドレナリン神経を少し詳しくみています。

こちらでは黒質ー線条体系を載せています。錐体外路症状やパーキンソン病、統合失調症にどう関与するかを示しています。

なおパーキンソン病の治療薬についてはまだまとめていないのですが、ドパミンアゴニストについてまとまっているツイートがあります。
こちら👇を参照すると勉強になります。
<認知症治療薬>
認知症に使われる薬剤のまとめです。

私は、増量の仕方がなかなか頭に入らないので、毎回この表の中のグラフを見て確認しています。
こんな👇ツイートもしました😅
半減期にも特徴があります。グラフにすれば一目瞭然ですね😊

レミニールは比較的半減期が短いので1日2回の投与になっています。
リバスタッチ or イクセロンは半減期が短すぎるので経皮吸収により徐々に吸収させて血中濃度を維持しています。
<新規抗うつ薬>


ボルセオキセチンは作用の仕方が他のものと異なります。
SRI・SRM:セロトニン再取り込み阻害、セロトニン受容体調節薬という分類をされます。
ミルタザピンは作用の仕方が特殊なので機序を載せておきました。
の作用機序および特徴-1024x746.jpg)
消化器系に作用する薬
<PPI(プロトンポンプ阻害薬)>
PPIのまとめです。

ネキシウムは小児適応があります。
タケキャブは、順次入れ込みます😅
- 〈ネキシウム懸濁用顆粒分包10mg〉
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群
- 成人通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。
- 小児通常、1歳以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、体重20kg未満では1回10mgを、体重20kg以上では症状に応じて1回10~20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。
- 逆流性食道炎
- 成人通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。
さらに再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1回10~20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。 - 小児通常、1歳以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、体重20kg未満では1回10mgを、体重20kg以上では症状に応じて1回10~20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。
- 成人通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。
- 非びらん性胃食道逆流症
- 成人通常、成人にはエソメプラゾールとして1回10mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、4週間までの投与とする。
- 小児通常、1歳以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、1回10mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、4週間までの投与とする。
- 非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。
- 低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。
- ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。
プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群
- 〈ネキシウム懸濁用顆粒分包20mg〉
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群
- 成人通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。
- 小児通常、体重20kg以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、症状に応じて1回10~20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。
- 逆流性食道炎
- 成人通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。
さらに再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1回10~20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。 - 小児通常、体重20kg以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、症状に応じて1回10~20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。
- 成人通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。
- 非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。
- 低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して1日1回経口投与する。
- ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。
プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを用時水で懸濁して、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群
添付文書より。。。なんだか複雑😅


<H2 blocker>
H2受容体拮抗薬の一覧です。

アルタットには小児適応があります。
〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎〉
通常、成人にはロキサチジン酢酸エステル塩酸塩として1回75mgを1日2回(朝食後、就寝前又は夕食後)経口投与する。また、1回150mgを1日1回(就寝前)経口投与することもできる。
通常、小児にはロキサチジン酢酸エステル塩酸塩として、体重30kg未満では1回37.5mgを、体重30kg以上では1回75mgを1日2回(朝食後、就寝前又は夕食後)経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。〈Zollinger-Ellison症候群〉
通常、成人にはロキサチジン酢酸エステル塩酸塩として1回75mgを1日2回(朝食後、就寝前又は夕食後)経口投与する。
通常、小児にはロキサチジン酢酸エステル塩酸塩として、体重30kg未満では1回37.5mgを、体重30kg以上では1回75mgを1日2回(朝食後、就寝前又は夕食後)経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。〈麻酔前投薬〉
通常、成人にはロキサチジン酢酸エステル塩酸塩として1回75mgを手術前日就寝前及び手術当日麻酔導入2時間前の2回経口投与する。また、1回150mgを手術前日就寝前に1回経口投与することもできる。
通常、小児にはロキサチジン酢酸エステル塩酸塩として、体重30kg未満では1回37.5mgを、体重30kg以上では1回75mgを手術前日就寝前及び手術当日麻酔導入2時間前の2回経口投与する。〈下記疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善
急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期〉通常、成人にはロキサチジン酢酸エステル塩酸塩として1回75mgを1日1回(就寝前又は夕食後)経口投与する。
アルタット 医薬品添付文書
通常、小児にはロキサチジン酢酸エステル塩酸塩として、体重30kg未満では1回37.5mgを、体重30kg以上では1回75mgを1日1回(就寝前又は夕食後)経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
他のH2受容体拮抗薬にはない特徴ですね😊
産婦人科領域で使われる薬
<低用量ピル一覧>
Twitterに投稿したところかなり好評だったのでPDFをアップしました😊

プラセボがあるかどうか、各薬剤のポイントの部分に違いがありますね😊
<避妊薬一覧>
経口緊急避妊薬が薬局で販売可能になるか❗️とニュースになりました。
販売できるようになるのは結構ですが、販売する側が無知では話になりません。
勉強のきっかけになるものが作れないかなと思って出来上がったものがこちらです👇
まずは薬の添付文書に記載されている内容をまとめました。

ただし、あくまで添付文書の内容であり、産婦人科学会の見解とは異なる部分があります。そういった部分を以下の表にまとめています。

最後に緊急避妊におけるポイントをまとめました。

大元は以下のガイドラインや指針になります。
詳細は上記を参照してください。
耳鼻科領域で使われる薬
<ステロイド点鼻薬の比較>
各種製剤で違いがたくさんあります。

- 空うちの回数
- 1本で使える日数
などはポイントだと考えています。
例えば内服薬が56日処方であるにもかかわらず、アラミスト点鼻薬が1本しか処方されていなかったら、足りなくなることは明白です。
呼吸器科領域で使われる薬
<吸入薬一覧〜吸入デバイス毎の製剤比較〜>
吸入薬は続々と新製品が発売されて、数が増えてきています。
各々の製剤の特徴がひと目でわかるまとめがあると良いなと思っていました。
2020年10月時点で市場されている吸入デバイス製剤を全て表にまとめました。

2020年11月10日 追記
厚生労働省 薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会にて テリルジー®︎に「気管支喘息」の新効能が承認されました。
200エリプタ製剤が追加されています。
- 100と200エリプタに気管支喘息の適応
- 100エリプタに慢性閉塞性肺疾患(COPD)の適応
となっています。
訂正)
アドエア®︎ディスカス COPDの適応は「125のみ」となっていましたが、正確には「250のみ」でした。
レルベア®︎ COPDの適応は「200のみ」となっていましたが、正確には「100のみ」でした。
また、スピオルト®︎の用法が1日2回 1回1吸入となっていましたが、正くは「1日1回 1回2吸入」でした。
パルミコートの最大吸入回数が30、60となっていましたが、正確には「56、112」でした。
訂正してお詫び申し上げます。
各々の製剤の特徴の詳細はまた別記事で書こうと思います。
泌尿器科領域で使われる薬
<前立腺癌に用いられる薬剤の比較>
前立腺癌に用いられる薬剤をまとめてみました。

半減期が長い、蓄積性があるなど特徴があります。
ここまでの一覧表をPDFにまとめました😊