今回はエリザス点鼻液を使う際のポイントや薬の特徴をまとめました。
目次(タップして自動スクロール)
- 即効性がないが、持続的にアレルギー症状を抑える
- 頓用で使用しても効果が期待できない
- 1日1回点鼻する
詳しくはまとめの記事に載せていますので、そちらをご覧ください。


点鼻のポイント
- ノズルを回すと1噴霧できる(1噴霧分だけが充填される)
- 鼻をかんで鼻の通りをよくしてから点鼻する
- ノズルを②に回してトントンと打ち付ける
- 粉を容器の底に集め確実に点鼻できるようにポンプを2~3回つまんで1回分を確実に噴霧する
- 息を止めて点鼻する
- 点鼻した感じがしなくても点鼻はできている
やや使い方が煩雑な点鼻薬です。一度使い慣れると特に問題なく使用できます。
メーカーが出している説明書はこちら
基本的な使い方はメーカーの発行している指導箋に基づいて行います。この点は薬をもらう時に薬局で説明されるはずですので今回はリンクを上記に貼るだけにしています。
- 1日1回 点鼻する薬です。
- 中身は粉薬であり、噴霧によって粉が直接出てきます。
- 保存料や防腐剤が含まれていないので匂いや刺激感がありません。
- 点鼻した時に点鼻した間隔はありませんが、ポンプをきちんとつまんでいれば確実に薬は鼻の中へ噴霧されています。ですので出てきていないのではと心配になる必要はありません。
- 局所作用が強く全身作用はあまりありません。ほぼ鼻にしか作用しない薬だと思って問題ありません。
- 全身作用を表す吸収率は16%です。ナゾネックスやアラミストに比べるとやや吸収率が高いですが、飲み薬と比べると極めて全身への吸収率は低いです。
- 授乳しているかた、妊婦さんにも治療上の有益性が高くなれば使うことができます。
16歳以上の方は 1日1回 1回1噴霧ずつ
28噴霧用 1本で14日分

残念ながら16歳以上にしか使えない薬となっています。
- 医薬品添付文書 「エリザス」
- 日本新薬 ホームページ
- 児島 悠史 著『薬局ですぐに役立つ 薬の比較と使い分け100』