
こんにちは!あっくんのママです。
今日皆さんに話したいのは、ずっと私が悩んでいたことです。
「お医者さんって100%信じていいのか?」という疑問が私の頭から抜けません。その理由・出来事・学んだことを書いてみようと思います。
目次(タップして自動スクロール)
エピソード①2人のお医者さんがヘルペス性の歯肉炎を見抜けなかった!
きっかけは私が口唇ヘルペスになって、しかも、あっくんにうつしたときのお話です。
私は口唇ヘルペスになりました。しかし症状が軽く、受診はしていませんでした。あっくんにうつさないために、いろいろな工夫はもちろんしました。例えばお家に一緒にいるときに行った工夫は次の通りです。
- マスクをつけて直接口があっくんや他のものに触れないようにしていた
- 食器も自分のとあっくんのを分けたし、洗う時も分けて洗った

一週間ほどして、私のヘルペスの症状は治りました。
ところが、あっくんの食欲が突然減るとともに、38.5度の高熱が出ました。いつもご飯が大好きなあっくんなだけに私はびっくりするとともに動揺しました。私は、もしかしたらあっくんはヘルペスではないか?と疑いました。
2日目に、あっくんを連れてすぐ受診しました。かかりつけの小児科Aはお休みだったので、ちがう小児科Bへ行きました。あっくんの診察が終わり、小児科のお医者さんは夏風邪のようなぶつぶつがありますねと言いました。私は一週間前に口唇ヘルペスにかかったこともお医者さんに伝えました。お医者さんはヘルペスの可能性もあるけど、様子を見ようと言って、解熱剤しか処方してくれませんでした。

3日目の夕方から、あっくんの熱はどんどん上がって、42℃になりました。熱のせいか、ずっとぐずっていました。口が痛いとも訴えていました。解熱剤を使っても、熱は下がりません。いろいろネットで調べると、あっくんの症状はヘルペス感染ととても似ています。熱が下がらず、心配でたまりませんでした。
そこで、あっくんのパパと一緒にあっくんを連れて救急外来Cに行きました。救急外来のお医者さんの診察では歯茎が腫れていないので、口が痛いのは唇の切れた部分かもしれないとのことでした。(当時あっくんの唇は切れていた)。結局、様子見と言われて、返されました。あっくんはとても辛くて、その日の夜もあまり眠れませんでした。
4日目、症状は一向に改善しないので、朝一でかかりつけの小児科Aに行きました。あっくんの症状と私がヘルペスになったことをかかりつけのお医者さんに伝えました。あっくんの歯茎は腫れてきてとても痛そうでした。歯茎に潰瘍ができていました。

「ヘルペス性歯肉炎」
と診断され、ヘルペスの薬が処方されました。やっときちんとした薬をもらうことができました。

私がヘルペスとわかってから、うつさないようにあれこれ対策をしていました。しかしながら結局のところあっくんにうつってしまいました。
ヘルペスの感染力はかなり強いということは勉強になりました。
薬をもらって一週間、あっくんは歯茎の潰瘍のせいで、ほぼ何も食べられませんでした。ママの私は自分を責めて責めて、とても悲しくて仕方がありませんでした。
ちなみにヘルペスって、幼児が初めてかかった時に重症化することが多いみたいです。
症状が出始めた時、小児科Bのお医者さんはヘルペスの可能性がかなり高い状況はわかっていたはずです。早急にヘルペスと診断して対応してくれれば、あっくんはそんな辛い経験をしなくてもよかったのにと思いました。

- 予防として、処方できないのか?
- お薬が欲しいと主張しておけばよかったのか?
- はじめの小児科Bのお医者さんのいうことを信じない方が良かったのでは?
とずっと思いました。
こうして私の頭の中に「お医者さんって100%信じていいのか?」という疑問がぐるぐる巡るようになったのです。
エピソード②更なるお医者さんへの不信感
あっくんはまだ2歳です。よく熱が出たり、鼻水が出たり、鼻がつまったりします。鼻水が出たり鼻がつまったりすると、自分で鼻をかむこともできないのでとても辛いのだろうと私は思います。以前はあっくんがかぜをひいたら一刻も早く受診するようにしていました。
え??以前は?今は受診しないの?あっくん大丈夫?と思う人も多いと思います。あっくんのママ・・・自分の思うことが正しいと思い込んでしまうあまりに、ばかなことをやっちゃった話があるのです。

ある日、あっくんが熱と鼻水を出しました。しかも汚い鼻水です。かかりつけの小児科Aに行ったら、小児科Aのお医者さんは去痰剤と解熱剤しか出してくれませんでした。
私は小児科Aのお医者さんに主張したのです。

うちの子は鼻水が汚いので、抗生剤をもらえないでしょうか?
するとそのお医者さんはこのように答えました。

細菌の培養検査をしないとウイルス感染か、細菌感染かがわかりません。ちょっと様子を見ましょう。
あっくんの鼻水は汚いし、38度以上の熱が出ていたので私は動揺しており、小児科Aのお医者さんの回答には納得できませんでした。
私が不信な面持ちをしていると、納得できない気分がお医者さんに伝わったようです。その後、お医者さんは

じゃ細菌の培養検査しましょうか!結果は三日後です。
と提案してくれました。そこで検査をしてもらうことにしました。しかしながら、お医者さんに対する不信感は無くなることはありませんでした。
その日の夕方に別の小児科Bにあっくんを連れていきました。鼻水が汚いから心配だ!と訴えると小児科Bのお医者さんは抗生剤を出してくれました。抗生剤をもらったので、私はなんとなくほっとしました。あっくんに抗生剤を飲ませて様子を見ていました。結局のところ2日で熱は下がり、鼻水も透明になりました。
私の頭の中では

やはり抗生剤が効いた!あのかかりつけの小児科Aのお医者さんはダメダメ!病院を変えてよかった!
という自慢の気持ちでいっぱいでした。
今となれば、自分が賢いんだと馬鹿みたいな自慢だったと思います。
ふと、3日前にかかりつけの小児科Aで行った検査のことを思い出しました。せっかく検査したんだから結果くらい聞きに行こう!そう思ってかかりつけの小児科Aに行きました。

検査の結果、鼻の中に一般的に存在する菌が発見されました。しかし、何感染なのか判断しづらいです。
と言われました。
その時、やはり私の心の中はこんな感じ:

やはり抗生剤が効いた!あのかかりつけの小児科Aのお医者さんはダメダメ!病院を変えてよかった!
私の頭の中は自慢の気持ちでいっぱいでした。
それからというもの、しばらくかかりつけの病院Aへ行くのをやめました。かかりつけの小児科Aに通うのをやめてからは、鼻の症状がひどいと耳鼻科にもかかるようにしました。耳鼻科のお医者さんも鼻が汚い時には”ちゃんと”抗生剤を処方してくれました。抗生剤を処方してもらえば安心ですね。そしてこの二人の先生はちゃんと抗生剤を出してくれるし、信頼できると思って通い続けました。
あっくんのパパが気付かせてくれたこと
なんで当時はそんなに抗生剤にこだわりがあったのでしょう!?今思えば、かかりつけの小児科Aのお医者さんにとても申し訳ないと思います。
本当はかかりつけの小児科Aのお医者さんの判断が正しかったと後でわかりました。
自分の無知で先生を馬鹿にしていました。恥ずかしいばかりですね。
皆さんはここまで見て、え?どういう話?むしろ抗生剤がもらえない方がいいお医者さんなの?と思いますよね。
Bingo!!そういうことです。あっくんのパパが、今まで私の中で正しいと思うことを根本的に覆したのです。
エピソード③汚い鼻水でも抗生剤を使わずに治った
ある日、あっくんの鼻水が汚くなるとともに熱が出ました。あっくんの鼻水が汚くて抗生剤がもらえなかった時に病院を変えたことを、私はとても自慢げにあっくんのパパに言いました。かかりつけの小児科Aではなく、きちんと抗生剤を出してくれた耳鼻科のお医者さんのところに行くと言いました。
あっくんのパパは最初は黙って何も言いませんでした。ところが、あっくんのパパは「今回私に任せて!あっくんの世話をするから!」と言い出しました。じゃお願いね!と私も半信半疑しながら、あっくんのパパと約束しました。
あっくんのパパはあっくんを連れて病院に行くつもりがなさそうでした。熱があっても、元気そうであれば特に何もしないし、鼻水がとても汚くなっても吸引器で鼻水を吸い出す以外はほったらかしていました。

あっくんを放っている様子を見て、正直私はとても心配でした。なんで病院に連れて行かないのか、なんで鼻水を吸うだけなのかとイライラしていました。しかし、あっくんのパパに任せると約束したので、何も言わずに我慢しました。
3日後、あっくんの熱は下がりました。4日後、鼻水も透明になりました。自然に治りました。2歳でそんな免疫力が付いたのか?不思議!と思いました。なんで鼻水を吸う以外はほとんど何もしてあげないのにあっくんは治ったんだろうと不思議に思いあっくんのパパに聞いてみました。あっくんのパパは今まで学んだことを話してくれました。
その内容はあっくんのパパが記事を書いています。そちらを見てください。


ぜひぜひ見てください。超オススメです。
私はとても悔しい思いでいっぱいでした。
熱や鼻水が汚くなったという理由で、抗生剤を飲ませればいいと思っていたこと・・・
あの小児科Aのお医者さんはダメダメだと自分で決めつけていたこと・・・
本当にバカだったのは私なのに・・・
今回の出来事で勉強になったこと4点
今までだと、あっくんが風邪をひいたら小児科に行って診てもらって薬を出してもらって飲ませて〜とほぼほぼ受け身の姿勢しか取ってきませんでした。
今回書いた3つのエピソードを経験して、学んだことをまとめました。
- ヘルペスの感染力はかなり強いということ
- お医者さんも診察の経過がわからないと正確な診断ができないことがある
- 鼻水が汚いだけで抗生剤を処方するお医者さんがいるが、保護者の自分自身も抗生剤を飲ませていいのかわかった方がいい
- 自分が正しいと思うことでも、本当は正しくないかもしれないことは往々にしてある。納得いくまでお医者さん(場合によっては薬剤師さん)に相談した方が良い
です。
あっくんのパパは薬剤師だから、私は家庭でいろいろ相談できます。ですがみんながみんな同じ環境ではないです。まずは診察してもらったお医者さんに納得いくまで聞いてみてください。お医者さんに嫌がられるのでは?なんて思わなくていいと思います。
あっくんのパパは、お医者さんの話でも納得がいかない時に参考になる話を記事にしてまとめています。どうしてもお医者さんの話が納得できない場合はあっくんのパパの記事も参考にしてみてください。
以上、私が最近悩んでいたお話でした。長くなりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございます。